アサヒブロイラーが創業した1957年頃の日本では、ブロイラーという名前も存在もまだそれほど知られていませんでした。そのため鶏肉の生産量は非常に少なく、牛肉よりも高価な食材だったのです。
そんな中で私たちがブロイラー事業を始めたのは、栄養価の高い鶏肉を気軽に食べられる価格で世の中に供給するため。
それが日本という社会に役立つことだと考えたからです。
数年後、その挑戦は大きな実を結びました。
品質と供給力が一流ホテルのシェフたちに認められ、1964年に開催された東京オリンピックの選手村の指名業者になったのです。
その後も常設店舗としては日本初のフライドチキン専門店を出店するなど、日本の食文化を豊かにするため、鶏肉の食味研究と加工技術の向上に邁進。鶏肉販売加工会社の先駆者としての誇りをもって、新たな可能性を追求しています。
用途によって、部位によって、切り方を変える。
長年積み重ねた経験があるからこそ、串の刺し方一つをとっても、最適な方法を知っている。
ただ鶏肉を提供するのではなく、おいしい鶏肉を提供することを自らの使命と考え、私たちはこれからも鶏肉加工技術で日本をリードしていきます。
また、私たちの工場では、食品安全マネジメントシステムに関する国際規格であるISO22000認証を取得。
その後FSSC22000を取得。
さらに、厳しい衛生管理基準に準じた管理体制を敷いています。
日本の食卓を支える一企業としての責任を果たすため、「商品価値」と「安全性」という2つの品質を、私たちはお約束します。
近年、鶏肉がヘルシーな食べ物として改めて注目を集める中、増加する需要に応えるための安定的な供給が大きな課題となっています。私たちは1957年から鶏一筋で事業を展開。
産地との信頼関係を長きに渡って築き上げ、他社には負けない調達力を保持しています。
また、契約産地から工場、そして全国へ配送するための配送網を確保。首都圏であれば、前日に処理した鶏肉を翌日には届けられる体制を整えています。
そして、配送車には二層式冷凍冷蔵車を導入し、冷蔵品も冷凍品もそのままの状態をキープしながら同時に配送することが可能です。
待っている人がいる。その人を笑顔にするため、私たちは今日も安全でおいしい鶏肉を届けています。