#5 山梨・甲府編:全国絶品とり料理紀行

【第2回】てっ!!うまいじゃん!「甲府鳥もつ煮」料理体験

全農チキンフーズのマスコットキャラクター、チキン君と一緒に、全国各地のとり料理やご当地グルメ、名所などをめぐる『全国絶品とり料理紀行 山梨・甲府編』2回目は、お家でも作ることができるレシピを教わりに、甲府鳥もつ煮認定店の1つ「冨貴」へ。

※緊急事態宣言が出ていない日程で、感染予防、および感染拡大防止対策を行いながら、撮影を行っています。

コロナ禍で再開の見通しは立っていないものの、「冨貴」の滝沢忍さんがそば打ちと一緒に甲府鳥もつ煮の作り方を教えてくれる料理教室は、地元の方を中心にたくさんの方が参加されるそうです。

「冨貴」の材料は、ハツ、レバー、砂肝、きんかん、ししとう、にんにくの芽。
甲府ではスーパーでも鳥もつ煮の材料が手に入る。

小さめの鍋に、ハツ、レバー、砂肝、きんかん(冷凍を使う場合は後入れ)、
調味料(砂糖、醤油、みりん)を全て入れ、汁気を飛ばすようにグツグツと煮込む。

  • にんにくの芽、ししとうを加える。
    野菜は後入れが綺麗に仕上がる。

  • 飴状になったタレが鳥もつによく絡まり、
    照りが出たらお皿に移す。

レタスを敷いた皿に盛り付け、きざみネギを散らして完成。

砂糖、醤油、みりんなどの調味料はどれもお家にあるものですが、甲府以外ではなかなか手に入らないきんかんは、冷凍されたものも販売されています。お家で鳥もつ煮を作りたいときには便利ですね。

『鳥もつ煮』をお家で作れる簡単レシピはこちらからご覧いただけます。

  • 飲み会のノリで決定したキャラクター
    「とりもっちゃん」酉年生まれの永遠の40歳(!)
    口癖は「とりもっちも~よぉ~!」
    (甲府弁で「とりもっちゃうよ!)

  • 写真を見返していてもじわじわくる存在感(笑)

「甲府鳥もつ煮でみなさまの縁をとりもつ隊」(以下:とりもつ隊)の隊長で、甲府市役所職員の小林秀樹さんによると、甲府鳥もつ煮は、市役所の職員さんが旅行中、県外の蕎麦屋に入ったときに鳥もつ煮がメニューにないことに気がつき、甲府ならではのご当地料理として、地域を盛り上げる取り組みに繋げられるのではないかと思いついたのがきっかけで、「とりもつ隊」が結成され、現在の活動に繋がっているそうです。

  • 山田将名さん

  • 鷹野雅士さん

  • 小林秀樹さん

平成22年の神奈川県厚木市で開催されたご当地グルメの祭典「B-1グランプリin厚木」でのゴールドグランプリ受賞は、「美味しかった」の意味を込めて投票されたお客さんの割り箸の総重量で決まることから、「濃厚なタレが割り箸に付いて重さを稼いだのかも」と笑いながらも、取材に伺った蕎麦店の皆さんも口を揃えて、熱々を食べてもらえるように工夫したことや、行列に並んでもらっているお客さんを飽きさせないよう、全身タイツでひよこに扮して楽しんでもらえるよう奮闘したことなど、「大変だったけど楽しかった」と、思い出を熱く聞かせてくれました。

「よっちゃばれ(寄っておいで、集まれ)」という方言があるように、甲府鳥もつ煮のように熱くて濃い、地域の飲食店、事業者、行政が一丸となった「とりもつ隊」の取り組み。甲府鳥もつ煮の美味しさはもちろんですが、皆さんの「おもてなしの気持ち」が、お客さんの心を掴む大事な調味料になっているのだなと、ほっこりした気持ちになりました。甲府鳥もつ煮が“とりもって“くれたご縁に感謝です。

「とりもつ隊」では、アフターコロナの活動も企画されているそう。イベントなどでまた皆さんに元気をもらえることが楽しみですね。

とりもつ隊監修のお土産

次回は、まだまだある!甲府のユニーク鶏料理!と甲州印伝をご紹介します。

チキンくんと平尾さんがおじゃましたお店

冨貴
山梨県甲府市丸の内3-28-11
TEL:055-228-7382
かいてらす(山梨県地場産業センター)
山梨県甲府市東光寺3-13-25
TEL:055-237-1641
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