Interview 宮下 拓己

2016年度入社

生産事業部 生産管理課 肝属団地

学生時代について

Q1 学生時代に熱中したことと過ごし方

大学時代は応用微生物工学科という学科に所属し、酵母の培養をはじめとした微生物工学の研究に励んでいました。部活動は少林寺拳法部に所属し主将を務めていました。大会や合宿での地方や県外遠征も多く、バイトもしていたので学業との両立に忙しい学生生活でした。

就職活動について

Q2 志望した仕事と訪れた業界・企業

大学の所属していた学科の性質上から、食品関係に携わる職に就きたいと漠然と考えていたので、地元鹿児島で食品関係の企業を中心に就職活動に取り組んでいました。一口に食品業界と言ってもいざ探してみると、様々な職種があり初めはどういった企業に応募するか大変迷いました。自身のやってみたいことを明確にイメージし、企業の特色と自分の価値観との擦り合わせが重要ということを実感しました。

Q3 全農チキンフーズグループを選んだ入社動機・選社理由

畜産業において鹿児島は国内トップの生産量を誇る県です。中でも鶏肉は家計にも優しく日常的に親しまれる食材なので、鶏肉に携わる企業へ入りたいと思うようになりました。また、全農チキンフーズグループは国内鶏肉生産量トップ3県を産地に有する企業と知り、自分も国内トップ産業の一員となり、鶏肉産業に貢献したいと考え応募させて頂きました。

全農チキンフーズグループに入社してみて

Q4 現在の仕事内容

ブロイラー生産農場の指導員を担当しています。当社と契約しているブロイラー生産農家の皆さまへの飼育管理指導と農場経営指導が主な業務になります。育種改良の目まぐるしいブロイラーを飼育する中で、農家の皆さまが安定した経営を継続できるように、成績改善や生産性向上を念頭に飼育管理技術の研鑽に日々取り組んでいます。そのほかにも、鶏舎の資材・設備改修の手配や行政機関との連携など、農場運営に関連する様々な事象へのサポートが仕事です。また、製品の原料となる鶏を農場から処理工場へ、当初の計画通りの生産量を届けられるように、工場と密に連携を取る事も仕事の一つです。お客様へ製品を安定して供給できるように日々努力しています。

Q5 「仕事でやりがいを感じた瞬間」、もしくは「これまでで一番印象に残っている仕事」

普段の業務でやりがいを感じる瞬間は生産農家の皆さまが好成績を残した時です。ブロイラー飼育の中で、管理の方向性に悩んでいる時にアドバイスをしたことが結果に繋がるという事は自分自身のモチベーションにもなります。中でも成績がなかなか伸び悩んでいた農家さんの成績が改善された時は嬉しかったです。その時は、雛導入前の鶏舎の消毒作業から一緒に取り組み、農場への巡回も頻繁に行き管理について話し合いました。その結果、高成績を残せました。出荷後に農家さんから「あなたのおかげだよ」という言葉をもらった時の喜びは今も忘れられません。

Q6 代表的な1日の流れ

08:3009:00
出社後メールチェック、その他事務作業
09:0012:00
農場巡回(飼育鶏の状態を観察・確認し管理指導、疾病鶏発生の対処、農場運営に関する意見交換、他)
12:0013:30
農場への雛導入作業、昼食
13:3016:00
農場巡回
16:0017:00
帰社後、出荷完了農場の成績計算
17:00
退社

Q7 今後のキャリアプラン、目指していきたいこと

今後目指していきたい事として、エリアマネージャーを担当したいと考えています。担当エリア全体を年間通して安定した生産成績を残し、鶏肉の安定した供給と生産農家の更なる所得向上に努めます。将来的にはスマート農業の更なる導入・活用で人手不足や食料自給率低下の問題解決に取り組み、日本中の食卓が全農チキンフーズグループの鶏肉で溢れるような未来にしたいです。

Q8 アフター5、休日の過ごし方

仕事後は夕飯を作り読書をしながらゆっくり過ごしています。週末の夜は飲みに行くことも多いです。休日はウィンドウショッピングやドライブに出かけることが多く、たまにキャンプに行ってBBQすることも好きです。最近は釣りに挑戦中で、社内の先輩・後輩や農家の皆さまに釣り方を教わりながら楽しんでいます。

Q9 応募者へのメッセージ

就職活動は学業との両立の大変さから、時には心が折れる事もあるかと思います。私も大学が県外だったため、採用試験の度に地元鹿児島との往復を繰り返し骨の折れる日々でした。ですが自分のやりたいことに妥協せず諦めなければ必ず道は開けるはずです。皆さんと一緒に働ける日を心待ちにしています。ともに日本の食肉産業を盛り上げましょう!

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