Business

孵化

外部から購入された種卵は自社の孵化場で、徹底した温度管理・衛生管理のもと、21日間かけて卵からヒナに孵ります。生まれたヒナは、1羽1羽ワクチン接種を行い、チェックをクリアしたヒナのみ専用のトラックで自社の直営農場と契約生産者の農場へと運ばれていきます。

飼育農場

自社の直営農場と宮崎県内にある契約生産者のもとに運ばれてきたヒナは、日々の温度管理や健康管理、防疫対策を徹底して行い、工場に出荷されるまで大切に育てられます。安全・安心で美味しい鶏肉を皆さまにお届けするために、生産段階はとても重要な工程です。元気な鶏を育てるためには、鶏舎内の温度・湿度管理や鶏の健康状態チェックが欠かせません。指導員と呼ばれる社員が契約生産者への営農指導を行うとともに、生産者同士の情報共有のパイプ役として、重要な役割をになっています。また、自社の直営農場では、より良い鶏を飼育するために、様々な試験を行っています。

家畜診療所

安全・安心で健康な鶏を育てるため、生産者や指導員の日々の管理はもちろんですが、獣医師による家畜診療所の運営も行っています。鶏が病気になっていないか日々チェックし、病気の発生予防に努めています。万が一、異常が見られた場合には、症状や被害を最小限に留めるため、獣医師による迅速な対応を行います。スピーディーかつ丁寧な対応ができるよう、家畜診療所の管理体制も徹底されています。

生産拠点

孵化場

直営農場

農場数(宮崎県内)

  • 直営農場:2農場
  • 契約農場:174農場

飼料プログラム

全農グループで厳密な商品管理と品質検査にもとづいて生産された飼料を使用しています。

飼料内容

飼料安全法に基づき屠殺前7日間以上は、抗菌性飼料添加物を含まない飼料を与えて育てています。
区分 基本給与期間
餌付用飼料 0日齢〜約10日齢
前期用飼料 約11日齢〜約20日齢
後期用飼料 約21日齢〜約35日齢
仕上用飼料 約36日齢〜出荷まで

主な原材料

区分 配合割合 主な原材料名
穀類 50%〜70% とうもろこし・マイロ
植物性油かす類 20%〜40% 大豆油かす・なたね油かす
そうこう類 0%〜8% とうもろこし・ジスチラーズグレインソリュブル
動物質性飼料 2%〜5% 魚粉・チキンミール・ボーク・チキン混合ミール
その他 3%〜10% 動物性油脂・炭酸カルシウム・食塩

ワクチンプログラム

孵化場接種ワクチン

ワクチン名 使用目的
MDワクチン マレック病の予防
FPワクチン 鷄痘の予防
IBワクチン 伝染性気管支炎の予防

農場接種ワクチン

ワクチン名 使用目的
NDワクチン ニューカッスル病の予防
IBDワクチン ガンボロ病の予防
IBワクチン 伝染性気管支炎の予防
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