全農チキンフーズ
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まじめに、チキンと。日本の鶏肉産業を支える

鶏肉の生産から販売までを手がける「インテグレーター」

全農チキンフーズグループとは

私たち全農チキンフーズグループは、国産鶏肉の生産から処理・加工、販売までを手がける「インテグレーター(※1)」です。

「鹿児島くみあいチキンフーズ」「宮崎くみあいチキンフーズ」「住田フーズ」を通じて、日本の鶏肉出荷羽数上位3位を占める(※2)鹿児島、宮崎、岩手を中心に、約400の農場で飼育された若鶏(ブロイラー)を仕入れ、処理・加工し鶏肉を製造。「全農チキンフーズ」が、日本各地を結んだ流通網からスーパーや生協などへ販売しています。

主力商品である「JAチキン」は、産地、生産者、飼育方法などを明確にした安心・安全、美味、新鮮な国産若鶏。国産鶏肉における国内シェアはトップレベルを誇ります(※3)。この他、「はまゆうどり」などの銘柄鶏(※4)や「さつま若しゃも」などの地鶏も私たちの商品。また、「アサヒブロイラー」では、つくね等鶏肉加工品を製造し、約40店ある直営店などで販売しています。

  1. ブロイラーの生産、処理・加工、販売など、川上から川下までの部門を統合した大規模生産・流通システムを「(鶏肉)インテグレーション」と呼び、インテグレーターはこれを手がける企業を指します
  2. 鶏鳴新聞2024年1月25日号より
  3. 2024年3月現在 約8,000万羽 国内シェア約11%
  4. 一般鶏と同じ種類の鶏ですが、特別な飼料を与えるなど、味や風味の差別化を図った若鶏。全農チキンフーズグループでは次の5種類を扱っています。はまゆうどり(宮崎県産)、健康咲鶏(鹿児島県産)、鹿児島いいとこ鶏(鹿児島県産)、みちのく清流どり(岩手県産)、みちのく清流味わいどり(岩手県産)

食べる人だけでなく、育てる人、つくる人も支える

私たちのミッション

全農グループとして、消費者だけでなく生産者も含めて、日本の鶏肉産業全体を支えていくのが私たちの使命です。

鶏肉は栄養豊富で、牛・豚など他の肉に比べて安価、食べられる部分(可食部位)も多いことが特徴です。また、傷みやすいため輸入鶏肉は冷凍がほとんどですが、国産鶏肉は冷蔵が中心です。安心・安全、美味、新鮮な国産鶏肉を全国に安定供給している私たちは、日本の動物性たんぱく質の消費を下支えしているといっても過言ではありません。

さらに、私たちが手がけるJAチキンは、全農グループが海外の穀物産地や国内原料メーカーから飼料原料を調達し、全農グループの飼料会社で製造された配合飼料を用いて、国内の契約農場、直営農場で育てられます。そして、品質管理を徹底した工場で加工、独自に導入したトレーサビリティの仕組みをもとに提供され、毎日の豊かな食卓と食べる人の健康を支えています。

私たちはJAグループの一員として生産者への配合飼料の安定供給や生産効率化を支援し、生産基盤の維持、拡大に取り組んでいます。また、全国の流通・販売網を通じて小売店・スーパーなどに私たちが販売することで、生産者が安定した収益をあげられるよう努めています。国産鶏肉の安定供給だけでなく、需給バランスを取っていく役割も私たちは担っているのです。

さらに、輸出事業にも力を入れ、世界に向けて国産鶏肉の魅力を発信していきます。

目指すはNo.1インテグレーター、そしてインテグレーションの進化

私たちのビジョン

私たちはNo.1インテグレーターを目指し、国産若鶏の売り上げシェアの維持、拡大に努めます。

また、インテグレーションを進化、発展させていくことも、私たちが目指すことです。2020年にアサヒブロイラーをグループ化することで、中食・外食領域を強化しましたが、インテグレーション強化に終わりはありません。これからも、グループ各社の知見を活かした新商品の開発、人材も含めた最適なリソース配分などグループシナジーを追求。より多彩に国産鶏肉を提供できる体制を整えていきます。

社員の多くが生産から販売まで関わる

私たちのバリュー

私たち全農チキンフーズグループでは、どんな職種にも「日本の鶏肉産業に関わる人たちを支える」という誠実な姿勢が求められます。また、安心・安全な国産鶏肉を提供していく者としてコンプライアンス遵守は必須。一方で、No.1インテグレーターを目指し、インテグレーションの可能性を追求する企業として、チャレンジ精神、パイオニア精神も求められます。社員には「何もしないリスクの方がチャレンジするリスクより大きい」ことや、「まずバッターボックスに立つ」ことを求めています。

また、農家、製造・処理工場、小売店・スーパーと、異なる領域を知り、理解するからこそ、国産鶏に関わるすべての人たちを支えることができます。そのため、社員の多くが生産から販売までに関わっていきます。ときに考えも要望も異なる人たちの間に立ち、調整していく役割を担うため、傾聴力だけでなく発信力、また、グループ会社を含むさまざまな人たちを巻き込む力、そして段取りよく物事を進める力が求められます。

そんな誠実で、チャレンジ精神のある人材とともに、私たちは「まじめに、チキンと。」国産鶏肉産業を支えていきます。

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