全国各地のチキンを使った郷土料理やご当地とり料理を、全農チキンフーズのマスコットキャラクターチキンくんと一緒に巡る「全国絶品とり料理紀行」。やってきたのは佐賀県です。
長崎県佐世保市出身の私にとっては、すぐお隣の佐賀県は生活圏で、地元に里帰りしたような感覚です。佐賀編ではJAグループ佐賀オリジナルブランド鶏「骨太有明鶏」を求めて伊万里市にお邪魔するほか、鳥栖市の知る人ぞ知るご当地とり料理をご紹介します。
全国各地のチキンを使った郷土料理やご当地とり料理を、全農チキンフーズのマスコットキャラクターチキンくんと一緒に巡る「全国絶品とり料理紀行」。やってきたのは佐賀県です。
長崎県佐世保市出身の私にとっては、すぐお隣の佐賀県は生活圏で、地元に里帰りしたような感覚です。佐賀編ではJAグループ佐賀オリジナルブランド鶏「骨太有明鶏」を求めて伊万里市にお邪魔するほか、鳥栖市の知る人ぞ知るご当地とり料理をご紹介します。
伊万里の幸橋(さいわいばし)にある伊万里焼の夫婦鶏
まず訪ねたのは、佐賀県の西部、伊万里市にあるJAフーズさがの「伊万里チキンフーズ工場」。
ここでは、カルシウムをたっぷり含んだ有明海産の牡蠣殻を食べさせて大切に育てたブランド鶏「骨太有明鶏」を食肉加工し、全国各地に出荷しています。
JAフーズさがの皆さん。
JAフーズさがの事業のお話を伺った後、伊万里チキンフーズ工場内で鶏の処理工程を見せていただきました。
機械化されているとはいえ、想像していた以上に人の手でしか行えない作業も多く、大変なお仕事であることを目の当たりにしました。
工場長の原秀美さんの案内で工場内を見学。
工場を見せていただいたことで、美味しい骨太有明鶏には、生産者さん、工場スタッフの皆さんなど、産地の愛情とまごころが込められていることを知り、JAグループの鶏肉と加工品に対する安心感と信頼が増したことを実感しました。
そんな骨太有明鶏の美味しさを最もシンプルに焼き肉で楽しめるのが、JAグループの焼肉レストラン「与(よ)羅(ら)ん館(かん)」です。
さて、とり料理紀行でおなじみとなっている、キッチン、テーブル周りのご当地の伝統工芸品を紹介するコーナーです。伊万里といえば、冒頭の夫婦鶏でも登場した「伊万里焼」が有名ですね。私の祖母も母も、繊細な手書きを施した伊万里焼が大好き。江戸時代から明治にかけて作られた「古伊万里」も含めてたくさん収集していて、私も受け継いだ急須や湯呑み、皿などを大切に使っています。
大川内山には30軒の窯元が軒を連ね、
伊万里焼の伝統と技法を受け継いでいる。
伊万里鍋島焼会館では、鍋島青磁、鍋島染付、
色鍋島等に代表される大川内山の焼き物を展示・販売。
カフェでは、好みの伊万里焼のカップで
コーヒーをいただける。
徳川綱吉の時代に窯元が栄えたことから、今も動物の絵柄が少ない伊万里焼。これは貴重な鳥の絵柄の焼き物とチキンくん。
次回は、鳥栖市に移動して、幻のご当地グルメをご紹介します。