#6 福岡編:全国絶品とり料理紀行

九州の鶏の拠点「福岡」で郷土料理「がめ煮」を習う旅
【後編】 福岡県民に愛される郷土料理「がめ煮」

全国各地の鶏料理やご当地グルメ、名所などを、全農チキンフーズのマスコットキャラクター、チキンくんと一緒に訪ねる『全国絶品とり料理紀行』福岡編。

後編では、ピカピカの九州支店のキッチン付きオフィスで、全農チキンフーズで取り扱っている銘柄鶏「骨太 有明鶏」を使用して、福岡の郷土料理『がめ煮』を教えてもらいましょう。

教えてくださるのは、福岡で郷土料理を通じて食生活の改善や食育の推進に取り組んでいる原多惠子先生。

福岡鶏料理

がめ煮
  • ★鶏肉やいろいろな野菜を集めて煮ることから、「寄せ集める」ことを博多の方言で「がめる」→「がめ煮」説
  • ★豊臣秀吉が朝鮮出兵の際、博多で「がめ」(博多弁ですっぽんの意味)と野菜を煮たことから「がめ煮」説
  • ★福岡県北部が「筑前の国」と言われていたことから、「筑前煮」ともいう
  • ★がめ煮は正月やお祭り、結婚式などのお祝い事でよく作られるばってん、家でも普段からよく作られるばい〜
  • 材料は鶏もも肉と、たくさんの根菜類!

  • 全部の食材を食べてほしいから、
    食べる人数によって具材を
    切り分ける数や大きさを変える。

  • こんにゃくは手でちぎることで、
    味が染み込みやすくなる。

  • 鶏肉は最初に炒めることで旨みを引き出す。

  • 具材は出汁で煮て、
    最後に調味料を加えるのが原先生流。

『がめ煮』は、地域や家庭によっても味付けや作り方に違いがあるそう。常備菜として、いつもお家の冷蔵庫に作り置きしているという原先生のがめ煮は、出汁が効いていて味付けが優しいのがポイント!食材のおいしさや食感が際立っていて「おいしか〜♫」

がめ煮に、れんこんやごぼうなど、噛みごたえのある野菜を入れることで、噛む回数が増え、早食いを防いだり、唾液がよく出て消化が良くなると原先生。

福岡の郷土料理を通じて、食とふるさとを愛する気持ちを育む取り組み、感服いたしました。美味しい&楽しい時間をありがとうございました♫

『がめ煮』をお家で作れる簡単レシピはこちらからご覧いただけます。

次回は佐賀県へ!命をいただくことを考えさせられた全農チキンフーズで取り扱っている鶏肉の工場や、鳥栖で食べられるご当地とり料理などをご紹介します。

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